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中3生の皆さんと保護者様より、多数の質問や悩みを頂きましたので、塾からのアドバイスを掲載致します。


Q:睡眠時間が確保できない日が続くと、精神的に負担がかかることがあるようです。

A:出来れば、平日の夕方は、学校帰りに直接、有備館の自習室に寄り、勉強することをお勧めします。学校から帰宅後、少し休憩してから勉強しようと思っていても、ついテレビのリモコンやスマホに手が伸びてしまったり、夕方を睡眠タイムにしてしまったり、貴重な時間を費やしてしまうことになりかねません。夕方2時間程度自習してから帰宅することを習慣化してしまえば、勉強の効率化にも繋がります。また、自習室で頑張っている友達の姿も良い刺激になります。


Q:夏期講習の間、体調不良などから思ったように過ごせなかったので、今後挽回出来るか心配です。

A:9月・10月での挽回は可能です。年内の実力考査・定期考査の日程を確認し、規則正しい生活と、余裕を持った学習計画で、放課後と休日を過ごすようにしましょう。平日5時間、休日8時間の学習にしっかりと取り組むことができれば、今からでも遅れを取り戻すことはできます。ただし、夜になってからの学習開始ではなく、できるだけ早い時間から学習を開始してください。


Q:やる気がなかなか出ないときはどうすればいいのでしょうか。

A:やる気・集中力は、勉強を開始してリズムが出てくると自然に向上します。大事なのは、まず勉強を開始することです。勉強を素早く開始するために、●学習計画を具体的に立てておく ●前回の続きから学習する ●勉強開始につながる「5分間片付け」を合図として行う ●ルーティーン化しやすいものを最初にする ●好きな科目から勉強を始める ●気楽なものから勉強を始める ●リビングで勉強する ●モノグサから始める ●タイマーをセットして短時間(まずは25分程度)の学習に取り組む など、色々と試してみましょう。

しかし、将来にわたって継続的に学習を行っていくには「本質」を見極め、納得して学習にとりくむことが求められます。「勉強が楽しくて好き」という中学生は多くないと思いますが、「勉強が必要」と考える中学生は多いと思います。「英語=コミュニケーションスキル」と同様に「中学の勉強=成長・生活に必要なスキル」と言えますので、国語=読解力、表現力、気持ちの理解/数学=論理的思考の形成/理科=テクノロジー・エンジニアリングの基礎/社会=現実社会の理解 と考え、今の勉強は成長に必要なスキルを習得しているのだと受け入れられると、気持ちのコントロールにつながります。将来の目標が高ければ高いほど、中高の勉強をクリアすることは専門分野の学習への登竜門となります。高い目標が無い場合は、まず目標を持つことから始める必要がありますが、受験生にはそのような猶予はありません。頑張りたい理由と、したくない理由を書き出し、頑張りたい理由の方が多ければ、覚悟を決めて、勉強してみましょう。覚悟が決まると、必ず成果は現れますよ。


塾からのアドバイス(回答)の一部を掲載致しましたが、多くの質問や悩みを頂いておりますので、中学生の皆さんには、塾新聞「となりのゆうびかん」と合わせて、Q&Aを郵送致します。


☆高校入試セミナー(8/27実施)

<プログラム>

・教育情勢と大学入試

・入試制度と入試の現状

・志望校合格へ

  入試分析

  教科別学習法

  受験対策の概要

・先輩からのアドバイス

 (スピーチ)

・これからの成績の変化


<参加状況>

中3生と保護者様 がご一緒に参加されたご家庭が、約9割だったようです。

(アンケート結果より)


<参考になったテーマ ランキング>

1位.科目別学習法

2位.2学期、冬、3学期における時期ごとの注意点(「受験対策の概要」にあるコーナ)

3位.先輩からのアドバイス , 入試制度と入試の現状

 という結果でした。


<セミナー後の生徒、保護者様の声>

◎第一志望に絶対に合格!!!

◎西校合格!

◎先日、西高のオープンスクールに行ってきました。思っていた印象と全然違い、理想的な環境で有意義な3年間を過ごせる知り、感動して帰ってきました。可能性があるなら諦めず合格を勝ち取ってほしいと思います。

◎先生方や先輩の話を聞いて、受験勉強へのモチベーションが上がりました。目標が達成できるように1日1日勉強を頑張りたいです。

◎第一志望を諦めたくないので頑張ります。

◎塾の方でも、追い込まれているようなとき、励ましの声掛けもいただければ、本人のやる気につながると思うので、見守り、ご指導をお願いします。

◎今日、色んな話をお聞きして、ようやく入試を自分事として捉えられたようでした。大変だ、頑張らないといけないという自覚はもてたようです。どのように勉強を進めていくのか、気持ちの面と共に支えていきたいと思います。


他にも多くの感想や決意を頂いております。


アンケートへのご協力、ありがとうございました。

『受験の天王山』の夏休みでも、個人差の大きい『お盆休み』

高校受験生(中学3年生)が、このお盆休みをどのように過ごすかで、夏休み後半の伸びが異なります。

お盆休み中の学習としては、

〇夏休み前半で見つかった弱点の対策

〇夏休み前半にできなかった学習の取り戻し

〇当初から計画していた夏休み中の学習課題

〇休息、充電期間 (こうできれば最高ですね!)

などが考えられますが、有備館では ①お盆までに総復習(解説講義多め) ②お盆特訓でも総復習(演習レベルUp,ピンポイント解説)と、2段階で総復習を行うカリキュラム設計を行っています。

今年度の中学3年生は、中学1年生の立ち上がりが「全国一斉休校」で始まり、現在もコロナ禍の不安定な学習環境にあります。(1週間単位で授業が抜けることも珍しくありません。)

この特殊な状況下を過ごしてきた現中学3年生には、この夏休みは「強固な基礎固め」に時間を充てもらい、2学期の「志望校突破ゼミ」では、個々に学習の最適化を図る予定です。

お盆特訓での2度目の総復習を経た『お盆以降のテスト勉強』は、学力の成長幅も大きくなっているはずです。伸びしろの大きい夏休み後半戦を大切に過ごしてほしいと思います。

☆2学期 入塾生募集!

8/29(月)より、2学期の授業が始まります。

授業内容が急激に難しくなる2学期。

予習を取り入れることで、理解を深めることができます。

毎週金曜日は、数学演習日です。

金曜日の19:30から21:00まで、高校生の「数学演習」を大手前通り教室で行っています。

「数学演習」は、学校の勉強で分からない所を質問する勉強会ですが、

①始まると、すぐに質問の出る生徒(事前に質問するところを決めている)

②演習しながらつまずいたら質問をする生徒(週末課題に取り組んでいる)

③質問せずに一生懸命考え、解いている生徒

④分かってなさそうなので、先生から呼ばれる生徒(解答を見ながら止まっている)

⑤数学以外の勉強をしている生徒

の5タイプに分かれます。

それぞれに一生懸命取り組んでいますが、基礎が未定着な生徒が目立ちます。

公式の導き出しや定理の証明など、大学入試ではこういったことも当たり前のように問われます。公式を使う前の段階から丁寧に理解を進めていきたいですね。

来週はテスト1週間前になるので、まとめて質問する生徒が多いと思います。

しっかりと解説しますので、苦手な所を1つでも多くなくしましょう。


( ↑ 質問は個別指導で解決するようになっています。)

テスト直前の『土日対策会』が始まりました。

安室教室・白浜教室ともに、土日対策会が行われています。

1年生のクラスでは、

学校のワークチェック、必修テキストチェック、対策プリントの演習・解説、実技教科の課題・教科書暗記・ワーク演習  など、テスト勉強のメニューを紹介しながら、学習の抜けがないように、アドバイスをしている声が聞こえていました。

2年生のクラスでは、

さすが2年目。黙々とテスト勉強に取り組んでいます。

3年生のクラスでは、

学習の進捗確認と「実技教科」の学習の呼びかけが行われていました。


長時間勉強すればよい ということはありませんが、勉強の抜けがないように、疑問点や解けない問題が無くなるように、丁寧に学習を進める過程で、「長時間の学習時間の確保」が必要な場面はあると思います。普段十分に学習できていないところは、テスト勉強で挽回し、学期ごとに、授業で習った範囲を定着させていきたいですね。(テスト直前の土日は、時間を上手に使いましょう!)


睡眠時間の確保も大事ですので、無駄な時間をできるだけ無くし、アウトプット重視の学習でテストに備えましょう。

1学期の懇談会を行いました。

個別懇談会では、ご家庭での生徒の様子がよく分かり、大変有意義な時間です。

困っています...... というご相談では、

・あまり勉強していない(宿題しかしてない)

・分からない所がそのままになっている

・勉強の仕方がわかっていない

・質問はしていますか

・スマホ、タブレットやゲームの時間が長い

・勉強が後回しで生活のリズムが悪い

・いろいろ言うとけんかになる

・自分の部屋に入ると、その後の様子は分からない

などが、多く聞かれます。

本質は、「生活習慣」と「勉強方法」だと思われますので、勉強の仕方と学習習慣を身に付け、休憩時間の過ごし方を工夫し、生活のリズムが良くなるようにしましょう。と言うと、どのご相談にも当てはまりそうな回答となりますが、これでは中身がありませんので、個々の状況に合わせて、具体的なアドバイスができるようにと、心掛けてお話しています。

その中で、「質問していますか?」というご質問に対しては、

・授業中の答え合わせ後の「他に質問はないですか?」の時に質問をする

・授業前後に質問をする

・自習に来た際に質問をする

・オンライン自習室で質問をする

など、一人の時に質問をすることのできる方法もいくつかお伝えしています。

質問のできる手段を身に付けることはとても重要ですので、「分からないときには、こうして解決する!」という解決方法を、それぞれで持ってほしいですね。


個別懇談会へのご来塾ありがとうございました。


『即実戦!今日から使える学習法』の3回シリーズが、今日で終了しました。

第2回は「アウトプット式学習法」を教科ごとの学習メニューと合わせて紹介しました。

第3回は「ノートまとめの仕方 ~効果的な活用法~」を紹介しました。

この2回は、インプットからアウトプットまでの学習の流れと、それぞれの実践の仕方について、2回シリーズでご紹介しています。

「インプットの際の音読の仕方」「インプットまでの準備」「ノートまとめの簡単な仕方」「教科書穴埋め問題の作成の仕方」「アウトプットの方法」「教科ごとの学習法」「教科ごとの学習メニュー」など、盛りだくさんの内容となりましたが、生徒の皆さんが一生懸命メモを取りながら聞いている姿を見ると、次のテストの結果が楽しみになります。

「インプットした知識をどのようにテストで表現するかをワークや問題集で練習すること」が重要で、「知識や思考・表現の精度を高めるために反復練習が必要」である ということが1年生に伝わっていると嬉しい限りです。

中1の皆さん、3日間お疲れさまでした。




『即実戦!今日から使える学習法』を3回シリーズで開催中です。

<開催日時>

第1回 4月23日(土)17時~18時

第2回 5月 7日(土)17時~18時

第3回 5月14日(土)17時~18時

※『Zoom』を使ってオンラインで開催します。


第1回は、教育改革の真っ只中にある「英語」の学習法をオンラインで紹介しました。

テーマは大きく2つ。

①単語の覚え方  と

②音読の仕方   です。

4技能の向上が求められる中、「音声」を活用した英語学習の充実は必要不可欠ですので、教科書のQRコード(音声)を活用しながら、学習法を実際に体験しました。


①単語の覚え方では、発音、英語→日本語(意味)、日本語→英語(筆記)と学習の手順をオンラインで体験しました。


②音読は、「英文を前から読み進めながら、意味を理解する。」ことや、「声に出せない音は聞けない。」こと、そして「記憶力を向上させる。」こと などの観点から、非常に効果があります。

今回の、音読の仕方では、教科書のQRコード(音声)を使い、

◎リピーティング

◎オーバーラッピング

◎シャドーイング

と、練習や習得の段階ごとに使い分けができるように、3つの方法を体験しました。

音読は、「意味や表現が分かっていること」を前提として行うこと、「音速読」を意識しながら、徐々に音読のスピードを速めていくこと がポイントです。

まずは、普段の授業で、文法や教科書の内容をよく理解したうえで、「読む・聞く・話す」3技能のスキルアップのためにも、普段から「音読」を取り入れてみましょう。


当日参加できなかった中1生は、録画動画を視聴して頂けます。


新生活の準備も進んでいるようです。

大学受験を終え、進学先の決まった生徒が、新生活の準備が順調な様子を報告に来てくれました。

夏以降、自習室で黙々と受験勉強を進める表情に、どこか不安げな様子や焦りが見られましたが、この日は「はつらつ」とした表情で、訪ねてきました。顔一面に大学生活の待ち遠しさがあふれています。(いいですね。)

色々と話をしながら、受験体験記を書いてくれたので、紹介します。

公立・私立大学を合わせて、5大学6学部への合格です。

 関西学院大学・総合政策 / 南山大学・総合政策 (他に、3大学4学部合格)

〇ベーシックウイングの感想

 入塾時の面談で、苦手科目の数学ⅠAと理科基礎を勉強することになり、ベーシックウイングの数学と理科を受講しました。数学の公式や理科の基本事項を一気に復習するのに、とても効率よく学習できました。学校では習わなかった新しい考え方もあり、役立ちました。

〇アドバンスウイングの感想

 ベーシックウイングで苦手科目を学習した後、伸び悩んでいた英語の受講を開始しました。受講するまでは、漠然と読んでいた長文が、授業を通して「どんな風に読めばいいのか」が分かってきてからは、解くだけで精一杯だった模擬テストでも、余裕をもって解くことができるようになりました。文章の構造や読解の方法を授業で習い、普段から心掛けでいくことで、こんなに変わるんだと、実感しています。共通テストでの「速読のコツ」も授業で教えてもらったので、落ち着いて解くことができました。

 現代文・古文も講習会で受講しましたが、受講後は英語と同じように、読解が良くなりました。

〇 高校生活を振り返って

 定期考査を大切に一生懸命勉強したことが、一番良かったです。定期考査前に頑張って勉強したことは、3年生になっても覚えていたし、得意分野もできました。

〇 後輩へのアドバイス

 部活が終わって、受験に向けてのやる気がたくさんある時期に、勉強の習慣を付けると良いと思います。私は、毎日の勉強時間を記録しておき、友達とシェアしたり、競争したりすることも、モチベーションアップにつながったので、おすすめです。

 ウイングネットは、予習と復習をきちんと行い、1つ1つの授業を大切に学習を続けると、映像授業でしっかりと力がつきます。今やっていることが本当に役立つのか不安になることもあると思いますが、絶対に役に立つので頑張ってください!

(文章の順序、話し言葉の訂正 など原文を一部修正しています。)


友達の紹介で入塾した生徒ですが、ここにきて良かったと言ってもらえて良かったです。

「受験大成功」とのことです。


中1生、ワークチェックをしました。

恒例の、ワークチェックを行ったところ、??? と感じたのが、ワークへのチェックペン作戦です。

チェックペン&チェックシート(赤シート)が、威力を発揮するのは、教科書などの重要箇所や暗記すべき事柄を「穴埋め問題」として、自作問題集をお手軽に作成するときです。

軽く覚えたら、以降は、赤シートを使ったテスト形式での嵐のようなアウトプットです。(効率・効果ともに、中学生にはぴったりです。)

今日のワークチェックで数名に見られたのが、ワークの解答欄をチェックペンで消している状況です。もちろん、ダメではないですが、ワークの右端に一列に並んでいる定型の解答欄であれば、右端を折れば、解答欄はすべて隠れると思うのですが....

解答欄の上にノートや計算用紙(裏紙)を重ねて、解答欄を消すということも、学年が上がるとみんな自然と行っています。このあたりは、これからの学習方法の工夫ですね。

中1生、あと一歩のところです!!

学校のワークを解く際に、過去にすごい子がいました。

予め、解答欄を縦に2分割しておき、2回解けるようにしているのです。

1回目は解答欄の左側に、2回目は解答欄の右側にと。

2回目はノートに解けばいいのに と思うかもしれませんが、解答欄を2分割にしておくで、必ず2回は解くということを、最低限のルールにしているのです。

解答欄を2分割にできるのも、理科と社会ですので、学習法と科目の相性も抜群です。

これには感服しました。

何度か、勉強の仕方の例として中学生に話したことがありますが、真似してみる生徒は、今のところいません。

色々な勉強の仕方が見られて楽しいのが、テスト対策会と中3生の自習の時ですね。「素」の勉強が見られるので、参考になります。




過去最低の平均点

~実際に解いてみた感想~

大問1

式の値(対称式)、三角比、計量などが出題。

良問が多く、思考力を問う場面も多いが、得点を稼ぎたい。

高1で基礎を徹底して身に付けておくと対応可能。


大問2

2次方程式、2次関数、集合に関する問題と、資料・統計に関する問題が出題。

難易度の高い問題、全体像を把握しづらい問題があり、時間配分を考えると、深追いしない方が良い。


大問3

場合の数、確率が出題。

「完全順列」に条件付き確率を絡めて問題作成されているが、実はあまり練習しない内容である。

西高生が定期考査前にチャート式で解いていることをたまに見かけるが、要領が分からない受験生も多かったと思う。順に書き出せば解きやすかったので、普段の学習法(アウトプット)の質が問われる。


大問4(整数、不定方程式),大問5(平面図形)はどちらか選択。

※大問3,4,5から2問解答するが、大問3は解くべき。

得意不得意がはっきりと表れる分野なので、得意分野を作る学習が求められます。


全体に難しく悪問も数問あるが「思考力を問う」テストと捉えると、受け入れて頑張るしかない。


共通テストでは、典型パターンでの出題はされないと思われるので、典型パターン(スキル)をしっかりと定着させ、それらを自由に使えるようにアウトプットを豊富に重ねていかないと、共通テストで得点することは難しくなる。


問題演習を積み重ねながら、不安箇所は基礎に戻って再学習・再インプットする。

こういった学習スタイルを備えることで、新課程の学びにも対応していきたいですね。


高校生の授業も行っていますので、体験授業にぜひお越しください。




復習は終えられましたか?

明日から3学期が始まります。2学期までの復習はきちんとできていますか?

冬期講習で生徒の皆さんの様子を見ていると、

もう少し計算力がほしい小学生、もう少し基礎(知識)がほしい中学生が、少し多いように感じました。

教科書で習うことが難しくなったいま、読み・書き・計算の力や、教科の基礎がますます重要になっています。

小学5年生では、倍数・約数の習得が不十分なことによる分数計算(通分・約分)のスピード不足が全体を見て感じるところです。

中学1・2年生では、理科における知識の不足を痛感!!!

学校の授業の復習とテスト勉強の奥行きが当塾の3学期の課題と言えそうです。

中学3年生は、全国の公立高校入試問題の演習・解説を行っていますが、10数年前の理科と比べると、ほんとに難しくなっています。

知識を問う問題(知っていたら正解)が大半だった高校入試の理科が、思考して解く問題へと「別次元」の問題構成に変わっています。

大問全てで何かしらの解説が必要であったり、大問丸ごと問題の趣旨説明から解答に至るまでを全解説したりと、授業時間内で1回分(1県分)を終えるのがやっと ということもあります。

こういった入試の現状から授業中のやりとりを俯瞰して見ると、「全然知識が足りない」という感想に至ります。

『知識を活用して、どのように問題を解いていくか』が現代入試のテーマですので、知識の習得から受験勉強が始まると、一年では間に合わないと思います。

中学生の皆さん、毎日の復習を大切にしましょうね。



知識を問う問題、思考力を問う問題がバランスよく出題。

Y中学の1年生の理科の問題を見た印象は、①ちょっと難しいなぁ(汗)②最後までとけたかなぁ(汗)です。

全体に難しめですが、繰り返し勉強しているか、丁寧に覚えているか を見極める良い問題構成であると思います。

いたずらに難しい訳ではなく、しっかりと練習すれば、80点、90点と取れる内容です。

学習指導要領と教科書が変わり、思考力・表現力を点数化しないといけませんので、おのずと定期考査の難易度も上がります。

今回のテストで目立ったのは、計算問題の多さです。密度の計算、濃度の計算など、思考力を問う要素が「計算問題」として出題されています。理解し練習しているか、解答を見ながら(理解不十分なまま)解いているか で、点数に大きな開きが出てくると思われます。

これまでの定期考査であれば、知識問題の配点が大部分 ということもよくありましたが、時代が変わりました。知識問題も1問1答形式から、「あてはまるものすべて」形式へと変わって来ています。もちろん。最近の入試でも「あてはまるものをすべて選びなさい」という出題が一般的となりました。

正解が1つなのか、2つなのか、3つなのか 分からないまま、あてはまるものをすべて選びますので、全選択肢について、正しい/正しくない の判別ができないといけません。選択肢の内容が複雑化すれば、これは大変です。普段の学習から、なぜ正しいのか。なぜ誤りなのか。を問いかけながら学習したり、本当にそうなのか といった批判的思考をも身に付ける学習姿勢が今後は必要になります。いきなり色々なことはできませんが、なぜ? を常に問いかけながら学習に取り組むようにはなってほしいですね。